心の隅にあった…。

子どもの頃「人前で歌うこと」は、とっても恥ずかしいことで、
ひとりで歌うなんて事は、音楽の時間のテストくらいなもんだった。
TVやラジオから流れてくるいろんな曲に興味はあっても、
それを歌ってる歌手のようになりたい!なんて事は、とっても言えるような
時代ではなかったような気がする。
いろんな歌手のサクセスストーリーは、自分には夢のまた夢の話だった。

どこかで「マイクを持って歌ってみたい。」という思いがあった・・・。

カラオケが普及し、誰でもがマイクを持って歌うことが出来るようになったとき、
「あなたって、上手!」って言われたけど、なんだかスッキリしていない自分がいた。
いろんなところで歌ったけど、結局酒の場でのつまみで、私の歌を聴いているわけではない。
カラオケボックスが出来たけれど、それも結局はレジャーでお遊び…。

どこかで「私の歌を聴いてもらいたい。」という思いがあった…。

何だか『歌』にこだわってはいたけど、平凡に生活し、何となくの毎日だった。
ある時、隣町でNHKのど自慢があるということを知る。
同僚と、遊び半分で出てみようか…?と言う話になった。
予選250組…。 当然のように出られるはずはないと思っていました。
ところが、予選を突破し本選TV出演へ・・・。
そしてまさかの『合格!』。 たくさんの人に聴いてもらうことの快感を知ってしまった…。

どこかで「堂々と歌っていいのかもしれない。」という思いがあった…。

今、歌を生活の喜びにしている。
『趣味』や『楽しみ』の域を超しているかもしれない。
若い頃出来なかったことを今している感じだ。
不思議な思いがする。 
経済力がある程度付いたから出来ることかもしれないけど、
神様が『今』を選択し、私に歌うことを授けてくれたのかもしれない。

プロになろうとか、それを生業にしようとかそんなんじゃないけど、
心の隅にあった、歌への思い。
今、開花しつつある。








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